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明けましておめでとうございます。良い申(さる)年にしたいと願っています。
三沢町政が1年経過しました。平成15年3月議会では予算案否決・暫定予算で波乱のスタートとなりました。6月の町議選では女性議員が半数の9名となり議会が大きく変わりました。私も2期目の議員として「大磯町の活性化」のために9月議会、12月議会では積極的に発言し議会内論議の活発化をめざしてがんばっています。私は相手の意見と違う場合自分 の基準で決め付けないで、異なる意見はなぜなのかと確かめるための対話をするよう努力しています。
とくに町の内外情勢が大きく変わり町財政が厳しいとき、大磯町を[誇れる町]に方向転換していくために議会・議員がかわらねばなりません。そのためにも町民の皆さんが議案の賛否について各議員に意見を問い合わせるなど、町政と議会に対する厳しい目と意見が必要であると思います。
町政と議会の現状について私の意見を述べます。ぜひ最後まで読んでご意見をお願いします。
三沢町政に対する私の意見について。
従来の町政を変えるために前向きに努力していることは判るが変わる
兆しがはっきりと見えない。それはこれまでの町政の問題点は何かと
深く堀り下げない(総括・反省がない)まま従来のやり方の[修正]に
止まっているのではないか。
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町政を根本的に転換するためには、事業の見直しと同時に、政策決定―実行―チェック反省―再実行という組織運営の基本システムの確立と、職員の意識改革と努力した者が報わる人事組織体制の確立が不可欠であると思う。私は三沢町長がこのことを速やかに決断・実行することを期待したい。
12月議会で大きな話題になった課題は、1野村研修所跡地買収、2職員の給与削減、3高橋正克議員の土砂崩れの対応、4議員報酬の見直しなどでした。
1 野村研修所跡地(28,000坪)を町が2億円で買収することについて。
町から提案された土地の買収提案を、議会は賛成11・反対6で可決した。私の賛成意見の根拠は次のとおりです。10年20年先の大磯町づくり(特に西部地区)の拠点として活用できる。湘南大磯線(万田まで都市計画)の道路計画の予定が有る。12,000坪以上の平坦部分があり、既存建物など簡単な補修で会議室やボランティア活動にも利用できる。町として今後必要な福祉や公共施設の建設も可能である。
さらに山林部分は緑と景観保存に役立つと同時に自然公園の活用もできる。このように新たな費用をかけずに現状のままでも活用はいろいろできる。将来の町づくりの活用は知恵を出せば無限大である。その上、長い交渉の結果価格的に非常に安くなった。しかも財産価値は高い。もし町が買い取らず野村から民間業者に売られた場合には無秩序に開発される恐れがあった。
財政は厳しいが一般財源を使わず当面「土地供給公社の基金」の活用で、福祉などに影響がない。
以上のことを質疑ではっきりと確認し、採決前の賛成討論でも再確認した上で賛成しました。
反対意見についての私の意見。
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旧三井邸保存を断念しながら今回の買い取りは一貫性がないという意見の問題点。
町当局の旧三井邸買取り・保存断念の判断は、財政逼迫だけでなく利用価値も大きな理由であった。旧三井邸約600坪の買取り保存の概算費用は、約7億円と公開費用約1,500万円。買取り公開しても観光収入は増える見通しがない。観光のほかに利用できない。土地価格も高い。このような買取り・保存は町財政を一段と逼迫させるということであった。
当初の町長の議会説明ではいろいろな疑問に対して、明確に応えていなかった点が確かにあった。しかし旧三井邸買取り・保存の断念は財源問題だけではなかった。それを財政が好転しないのに野村の買取りはおかしいと反対するのは、主たる断念の理由を歪めた感情的な批判ではないか。価格・活用価値・財政への影響度などの違いを無視した意見であると思う。
A利用目的もはっきりしない買取りは無駄使いになるという意見の問題点。
町当局は買取りの利用目的をはっきりさせないまま、11月の現地公開・住民アンケートなどを行った。しかし町の買収目的がはっきりしないことを理由に、買取りは無駄と決め付けるのは近視眼的ではないかと思う。議員としては、町長に疑問を問い質すと同時に買い取る価値があるか否かを、現在と将来を見据えて考えた上で、財産価値はあるか、利用価値はどうか、将来の町づくりのためになるか、買取りの2億円と今後管理費用は町財政へどのような影響を及ぼすかなどを、自らが検討し判断すべきであると思う。
これからのまちづくりのために、みんなで議論して夢のある活用計画を立てていかねばと考えている。
B財政厳しいとき2億円を福祉や道路整備など生活基盤に優先的に使うべきだという意見。
福祉や道路整備を重視するのは当然である。しかし買収財源は積み立ててある「土地供給公社の基金」の活用である。平成16年度予算で生活基盤整備にまわす財源を圧迫することはない。野村跡地の買収問題は当面の問題でなく将来の10年/20年先を見通したまちづくりの観点から判断すべき内容であると思う。
C野村土地建物との闇取引ではないかという意見の問題点。
企業の節税対策の片棒担ぐ取引・闇取引という批判があるが、一方的な思い込みからの批判ではないか。これまでの議会質疑で明らかになった交渉経過や事実を全て無視した意見であると思う。買取り反対のための政治的な決め付け批判であると感じた。
そもそも町当局が山林部を買収し、宅地部分6,000坪を寄付受領することになったのは、県からのみどり基金の補助金獲得のために、知恵を出して今後の交渉余地を残すべきだと言った私などの意見に対応したものである。企業の節税対策などに協力したものではない。
2 職員給与削減について。(賛成11・反対6)
町当局の提案は「職員の賃金は高い」「人件費が予算の31%を超えている」「賃金に見合った仕事をしていない」等の批判に直対応し、当初は一律10%削減案を提案してきた。
議会では「第一に事業の見直しが先だ」「組合もない中で10%カットは酷だ」「生活設計が成り立たなくなる」「職員の士気の低下に」「人事評価を取り入れ年功序列人事を改めよ」などの意見があった。
この議会の意見に応えた町当局は、基本賃金等は人事院勧告並みの削減で約5,000万円。これにプラス町独自の削減として、手当ての見直し(特に管理職手当)を中心に毎年約7,000万円の削減。同時に人事評価を取り入れて人事管理体制を整備していく。これは行革の第一歩である。事業の見直しも進めていくという提案を行なった。
私の意見は、総人件費が高いのは年功序列賃金制度に原因がある。やる気や士気低下の原因にもなっている。現状は部長ポスト7に対して部長職(部長待遇)が11人、課長ポスト25に対して課長職43人、係長ポスト40に対して課長補佐42人と係長職40人となっている。町事務職員総数234名の内、役職は136人に対して一般職98人という頭でっかち人事体制になっている。課長補佐以上に管理職手当が支給されているから人件費は高くなる。これでは指揮系統も「マヒ」する。このような現実を指摘し、今回の町職員給与削減案が人事体制改善の第一歩となることを期待し賛成した。
3 高橋正克議員の辞職勧告決議案について。(賛成3・反対13)
吉川・高橋英・柴崎議員の決議案があった。柴崎議員の「農地法や産廃投棄の関連法に違反している。」「本人も認めている」と趣旨説明があった。確かにテレビでの高橋議員の言動は「知らない、帰れ」という不誠実な態度で大磯町議員の品位を落とした態度であった。しかし本人は「被害者と県の調査に誠意をもって対応している。」と弁明し「迷惑かけた」と謝罪した。私は事実関係に曖昧さがある中で辞職勧告は早計と判断し反対した。いろいろと事情を聞くとテレビ放映と事実が違うという点や、廃棄物投棄は県が違法か否かを調査中など究明すべきことがある。すでに県・町・農業委員会から改善指示書がでている。
議会として、各々の改善指示書に対する高橋議員の回答に踏まえ、被害者への誠意ある対応をすることと、県などの指導に対する高橋議員の責任を明確にしていくことを確認している。
4 議員報酬等見直しについて。
9月議会で吉川・柴崎・高橋英の3議員から「町三役の報酬10%カットに対応して議員報酬の10%カット」の提案があった。私は厳しい財政の中で議員報酬などの見直しは必要であると思った。しかし「議員が町政のチッェク機能を果たしていない」ことへの町民の批判に対して、町三役に直対応する削減は、批判を単純な金銭の問題に歪めるものになると感じ反対した。議員報酬の見直しは町民の批判を受け止めて、現実の議員活動の見直しと合わせて行うことが必要である。そこで議員の役割や活動はいかにいかにあるべきかの議論の上で、町の財政状況を踏まえて議員報酬を見直すべきであると主張してきた。
この結果、11月の議員全員協議会で議員報酬等検討委員会(8名)が発足した。3月議会までに見直し案を提案するために報酬費・政務調査費・議員定数などを審議している。私も検討委員である。
その他、鴫立庵入園料100円を200円に値上げする案の否決などの審議については省略します。
12月議会で町政の基本問題の6項目について一般質問を行いました。
(毎議会90分間行っています。傍聴してご意見をおねがいします。)
1 「旧東海道松並木敷占有問題」の平成15年4月高裁判決をどう実行するのか。
判決内容は「道路の不法占有に対して、町長は其の明渡しを求めて財産価値を回復する義務がある 。…」となっている。「占有者」110名の明渡し指導をいつまでにやるのか。
答弁・町内に検討委員会を設置し1年以内に方向性を決めて解決をはかる。
2 大磯らしさを守り育むまちづくりにかなった町の行政指導が行われているか
高田公園の眺望台の前の3階建や、明治の散歩道という観光コースに色とりどりの戸立て住宅が建ち 大磯の景観は次々と壊されている。建築申請のとき現場に出向いて条例のめざす方針で指導してい るか。
答弁・現場に出向いては指導していない。書類上の審査のみ。今後検討する。
3 今後の少子高齢化の情勢の下で効果的な子育て支援施策をいかに進めていくか
将来の小学校・幼稚園・保育園・学童保育の入園者の見込み数を踏まえて、公共施設のハード・ソフ ト面あわせて柔軟な方針が不可欠だ。特に学童保育の充実が必要ではないか。
答弁・子育て施策は重要である。特に緊急課題を抱える学童保育ついては、現場の意見を受け 止めて要望に応える努力をする。
4 下水道整備工事はまちの基盤づくりである。この事業の重要性を認識し、使命と自覚をもっ て具体的事業を進めているか。
枝管下水工事は各家庭公共汚水マスの設置まで行う契約になっているが未設置の数が多い。地下の 障害物を避けて下水管工事を曲げて行っているケースがある。毅然と事業を進めるべきだ。
答弁・今後事業の重要性を認識し、安易に障害物を避けない努力をする。
5 第三次行政改革(平成15−19年)の推進について。
事業見直しを町内部の検討委員会だけに任せずに、町民や民間機関の意見を入れて根本的に行うべ きではないか。行革の成否は職員の意識改革にかかっている。
答弁・事業評価シートに基づいて各課で検討し、予算編成のとき再度見直す。
6 平成16年度予算編成方針について
税収や補助金が減って財源が厳しくなる。事業の根本的な見直しが必要だ。前年踏襲を改めるべき だ。ゼロから再出発する立場で予算編成するつもりがあるか。
答弁・財源が足りない。新たな方針で予算編成を行いたいが…。〔明確な答弁はなかった〕
一般質問に対する町当局の答弁は、質問の核心に適確に答えていない。ここに大磯町の問題点が集約されているのではないかと思う・
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議会報告会
12月議会報告と大磯町の現在/将来を語り合う会を行います。どなたでも歓迎です。
日時・平成16年1月24日(土)
午後2時より4時30分まで
場所・台町公民館
参加・自由(発言も自由)
主催・山田喜一後援会 TEL:0463-61-4254
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