NO.28 NO.27 NO.26 NO.25 NO.24 NO.23
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菊香る季節になりましたが、皆さんお元気ですか

大磯町の9月定例議会は、かって経験したことのない3つの大きな問題に直面しました。
第1は、議会本会議がSCNのケーブルテレビで放映開始されたことです。議会論議がオープンになり、町民の皆さんに生の議会活動が伝わることになり、皆さんの声が議会・町政に反映し易くなりました。

第2は、議会開会直前の8月27日に町長から議会運営委員会に対して、9月議会の主要な議案である平成15年度決算議案が上程できなくなったと説明があった。その理由を問い質したところ、「24日の監査員『意見書』提出日の一日前に、町長が柴崎監査員を罷免する議案を準備していることを議会側に説明したことに反発した議会選出の柴崎監査員が、『意見書』に押印できないといっているので決算議案が提案できない」ということが明らかになった。
議会は平成17年度予算を編成する大事な時期に、予算編成の基礎になる決算議案が審査できないことは、町政を停滞させる由々しき問題である。との認識の下に事態打開のため議員全員協議会を繰り返し開催し、監査員と町長からの意見を受けて議論を行ったが会期の27日までに解決できませんでした。

第3の注目すべきことは、5月に明らかになった県補助金の不正流用の問題点である「担当者任せ」「結果責任を取らない」町の体質を浮き彫りにした「綱紀粛正等委員会」の報告にもとづいて、改善策と管理者責任を取るべきだとする『決議案』を可決したことです。これまでできなかった町政に対する議会としての厳しいチェック機能を果たした意義は大きく、これを町政改革への第一歩にしていかねばならないと思います。
(以下に9月議会の主な議論内容と、「まちづくり」について山田の一般質問要旨を報告します)


9月議会で平成15年度決算議案が審議できなかったのは何故か

決算議案が議会に提案できなかった直接の理由は、柴崎監査員が「意見書」に署名・押印しなかったために決算に対する監査意見書が町に提出されなかったからである。柴崎監査員の主張は、「24日の意見書提出一日前の23日に「柴崎監査員」罷免議案を議会側に通告してきたこと。このことは町長が柴崎を信任していないと通告しているのに決算承認の意見書に押印できない」ということでした。
町側の罷免理由は、監査員としての「守秘義務違反」「職員への強圧的な調査権行使」など、監査員としての資質に欠けることを挙げている。
この事態に対して私は、「罷免議案提出が唐突である」「監査員罷免は全国的にも前例がない」「柴崎監査員に事前に注意・勧告していない」「罷免理由が薄弱」「選出の議会に事前協議ない」と今回の罷免議案提案に反対した。そして、町側は今回の提案を「撤回」し再検討する。議会としては柴崎監査員の指摘されている言動について、事実に基づいて協議し監査員にふさわしくない言動は改めるように勧告する。という立場で議会内議論をしてきました。
議会会期の9月27日までには決着できませんでした。しかしその後も、来年度の予算編成上不可欠な決算議案審議が一日も早くできる条件整備を整えるとともに、罷免問題の解決のために関係者と議論してきました。その結果、10月15日の議会運営委員会において、12月議会で決算議案が審議できる見通しが確認できました。罷免問題は今後の問題としてまだ残っています。


ところで、9月議会に決算議案が審議できなかった問題点は何かといえば
第一に町側の監査員罷免議案提案のズサンさです。(罷免にあたる事実の精査・法的根拠、事前に本人への注意勧告、選出した議会と監査員言動についての事前協議、罷免議案提案決定の時期、議会審議結果の見通しのなさ等。)
第二は議会側の対応の問題です。議会選出の監査員罷免問題について、町側から意見を求められたことに対して、議員全員協議会で本人とかみ合った議論ができず、問題点を解決できなかったことです。
議員・議会の質の問題です。「自浄能力」の不足です。
第三は町側と議会の関係の問題です。町提案が議会の意向を踏まえずに、唐突であり説明・論拠不足だったこと、いいかえれば基本的に議会が軽視されていること、町政の真の両輪・対等の関係になっていないことが問題の最深の根拠です。

以上三点を真剣に反省し、考えていかねばならないと思います。

県補助金不正流用は管理責任をとること・・」とする「議会決議」の意義

私は、町の補助金不正流用に対して、「何故起こったかの原因を明らかにすること」「関係者の管理・責任を明確にすること」「再発防止の町施策をチェックすること」「町改革の意見を挙げていくこと」を綱紀粛正等委員会の一員として、早急に結論をだすことをめざして努力してきました。
6月議会以後11回の委員会においてその実態と原因究明を目指し調査・審査してきた。その結果、備品台帳がなく消耗品等管理がなされていないこと。管理者が内容チェックなしに決済していること。町全体の内部チェックがなされていないこと。すなわち担当者に任せっぱなしという「町管理体制が実質崩壊している」実態が明らかになった。
このような大磯町の体質を根本的に改革しない限り、「不祥事」は繰り返されることは間違いない。
そこで町体質を抜本的に改善するためには、上司の監督責任と関係者の結果責任を厳しく問うシステムを、町執行管理体制の中に位置付けることが不可欠であることを委員全員で確認した。
綱紀粛正等委員会は、調査・審査結果に基づいて、町管理体制が実質崩壊している実態を明らかにすると共に、過ちを犯した職員を厳しく処分すること、と同時にその管理責任者の結果責任を厳しく問い、処分するルールを確立することが重要と判断した。このようなルール確立によって職員の意識改革を進め、町政改革の第一歩を踏み出すため9月議会に「決議案」を提案し、議会の意志を議会内外に明らかにした。決議案は賛成多数で可決された。議会の町政チェック機能を一歩強化することができたと私は思っています。
(決議の内容はこちらをクリック)(pdfファイル)


町重要課題の「まちづくり」について4項目の一般質問を行いました

UP

(1) 大磯町総合計画・まちづくり基本計画(案)の中にまちづくりの骨格となる道路計画がないのはなぜかを問いました。
3年以上前から道路計画がないままのまちづくりは、イビツな町になると指摘してきたが今にいたっても改善されていない。最近開発された戸立て住宅地域の「高麗・タマヤス―パー裏や新宿・変電所奥など」の現状は、町の幹線・地区の道路計画がないために、市街化区域の開発が進み農地等に戸立て住宅が建ち、出入り口を狭いクネクネした「農道」に接続するために車のすれ違いが出来ない問題の具体的な事例である。火事や災害などにはパニックが起こる。更に「幹道」接続する「農道」に新築の家が建てられれば30年以上道路拡幅整備ができなくなる。
早急に地権者や開発業者へ将来のまちづくりの計画と規制方針を示す、道路計画を立て都市計画決定すべきではないか。平塚市・二宮町の都市計画道路が大磯で切れている状態である。
先ず地権者などの意向を考える前に、町の道路計画を決定すべきであると考えるがいかに。

町長・道路計画は必要だがなかなか難しくてできていない。しかし検討していかねばならないと思う。


狭あい道路事業の根本的見直しと・貫通見込みのある効率的投資への転換を図るべきでは?
町長・平成元年から進めた事業である。実態を検討し見直が必要だが・なかなか難しい点がある。

(2)町観光の顔・鴫立庵の沢の悪臭はひどい(特に夏場)。鴫立川に清流を取り戻すために、第三次下水道事業計画(H18−24)で「特区」的に合併浄化槽をも取り入れた河川沿線の生活排水(下水)計画を立てて整備すべきではないか。同時に、三沢川・不動川・血洗川など河川の清流化計画も具体的に進めるべきではないか。

町長・鴫立川の清流化を早く取り戻す計画を検討したい。他河川の清流化も検討したい

(3)町の貴重な財産であり観光の資源である山王町旧東海道松並木敷、それに対する高裁の「占有是正判決」(H15・4月)に基づいた町の整備指導は進んでいるか。法律時報にも紹介されている全国の「判例」となる判決である。判例に基づいた町の「占有是正」と松並木敷の整備指導を開始すべきではないか。先ず空地に観光・散策者の休憩所やトイレの整備をすべきではないか。
ところで、松並木敷面積はどのくらいあるのか。

町長・弁護士等の財産管理検討委員で判決内容に基づいた整備方針を検討している。その結論が出てから進めたい。近じか住民説明会を行い旧東海道整備協議会(仮)をつくりたい。散策者のトイレ・休憩所などの整備は検討したい。
松並木敷面積は、道路の両側に幅が平均7mで長さ800mである。面積は約4千坪になる。

(4)町の最重要な地域である海岸・漁港地域が17年に「臨港地区」に都市計画決定される。

県の「地域計画」に大磯港・みなとまちづくり計画が含まれている。「大磯の海と港を活かした町づくり計画」(H14.3)を踏まえて、再整備計画を早急に進めていかねばならないのではないか。その場合大磯の海を活用し楽しんでいるサーファー等関係者の声とその人たちが参加協働できる体制づくりが重要であると思うが。どのような協議会をつくる考えであるか。
その前に、前に指摘した海水浴場の「汚い」公衆トイレの整備を進めるべきではないか。

町長・たしかに県も動き出した。早急に港づくり協議会などをつくり検討したい。メンバーは「海を活用し・楽しんでいる」団体・関係者に参加してもらい協働できるものにしていきたい。トイレの改修はH17年に県と共同で整備する。

山王町旧東海道松並木敷の現状 高麗・タマヤス―パー裏の開発地域
ごみ清掃の後海浜トイレの話を
大磯サーファー役員と

平塚海浜の公衆トイレ

 


その他の主な議会活動

UP

(1) 議会のSCNケーブルテレビ放映を行うにあたって

@議会を原則として放映時間の午前9時から午後5時までに終了する努力をすること。A一般質問の時間割当て、全体に時間がオーバーした場合、時間の一律カットは議運に一任すること。B町側の議案説明の簡略化(事前配布資料の充実化)。C町側は一般質問に対する議員の質問趣旨を適確に掴んで、資料を用意し簡潔な答弁を行うこと。D議員は町民にわかりやすい質問・発言に努力すること。などを2ヶ月間にわたり議事運営委員会で激しいやり取りを積み重ねてきた結果まとまりました。
議事運営委員会では当初テレビ放映時期尚早の意見がありましたが、私は副委員長として「生の議会活動」を町民の皆さんに伝えることが議会と町政の活性化になることを主張し、テレビ放映の早期実現に努力してきました。
12月からは緊張した一般質問を行うために、町側と相対した「一般質問席」の設置が決まりました。

(2)10月27日の建設経済常任委員会で協議したことは

@大磯38-1(磯中から城山公園まで)の汚水幹線整備工事の進捗状況を視察しました。
5つの立抗を基地にして1951m地中に内径900と800mmのコンクリート管を通す工事です。
予算は約1〇億円、完成は18年3月末予定。視察箇所は滄浪閣前のNO2立抗。その中に降りて 見ました。立抗は内径4.5m深さ17.8mで、地下鉄工事などのシールド工法(モグラ方式)で行うので交通問題は起こりません。道路と歩道の境に敷設するとのことです。
大変な工事だと実感しました。この工事完成で、線路海側は城山公園まで下水道が繋がります。
A下水道・電線共同溝工事(国土交通省)現在三沢橋から磯中までの間で行われています。
この工事は電線・電柱などを地中化するためです。この工事と前後して下水道工事が行われていますが、全て完成するのは19年度です。区間ごとの完成は17年,18年,19年分にかれています。
完成した地域から歩道舗装や街路樹選定などが必要になります。
歩道舗装整備や街路樹について、地域町民の意見を良く聞いてから国に要望するように町に申し入れました。
B西湘バイパス防災工事については、バイパスの橋桁の砂が波に削られて危険のための橋桁防災工事です。工事範囲は役場下から西に77mです。テトラポットの多さにびっくりした方が多いと思います。
以前に委員会で大磯海浜の景観を守る工事工法を行うように町・県に要望しました。
その結果景観を考慮した工法に変更した内容の説明がありました。その内容は、「2t被覆ブロックを560から448個に、8t消波ブロックを640から459個に」減らしブロックが目立たないように砂浜の中から工事を行うことになりました。
今後更に西へ工事を継続して行う予定ですので出来上がりを見て、景観・波対策効果について意見を上げていくことが大事です。なお、今回の工事は12月25日が完成終了予定です。

(3) 私はまちづくり基本計画案に対して道路計画を明確にすべきという意見書を提出

町政の基本に関る方針や計画についての各種審議会などを傍聴しています。その中で特に重要と感じた「まちづくり審議会・まちづくり基本計画策定検討部会」加藤仁美部会長に「まちづくり基本計画に、道路計画の都市計画決定を明確に位置付けるべきではないか」という意見書を提出しました。
  (まちづくり基本計画に対する意見書はクリック)
(pdfファイル)

 

 

 

12月議会のお知らせ


(1)会期は12月1日から16日までの16日間です。

(2)テレビ放映は12月1日と16日が議案の審議と採決です。
     一般質問は13日と14日です。

(3) 放映時間はHチャンネルで午前9時から午後5時です。
   当日午後7時からAチャンネルで再放送があります。

 

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